頸動脈 超音波(エコー)検査を受ける方へ
検査でわかること
- 動脈硬化の進行度合い
動脈硬化が進むと動脈が固くなり、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞になるリスクが高くなります。頸動脈の検査は、特に脳梗塞の危険性を調べるのに適しています。
- プラーク(血管壁肥厚)の有無
動脈硬化によって血管壁が1.1mm以上に厚くなったものをプラークといいます。これが血管を狭くし、細い血管を詰まらせることがあります。
動脈硬化の原因
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病や、喫煙、肥満などが原因になります。
検査方法
仰向けに寝ていただき、首にプローブという装置をあてて検査を行います。検査は15分程で終わります。首にゼリーをぬるため、襟元が大きく開いた服が望ましいです。エコー検査は痛みがなく、胎児にも使えるほど安全で無害な検査です。
検査当日ごはんはたべていいの?
食事の制限はございません。
乳腺 超音波(エコー)検査を受ける方へ
検査でわかること
良性腫瘍やガンなどの乳腺内のしこり、リンパ節の腫れ、乳腺症などがないか観察します。
検査方法
上半身を脱いだ状態で仰向けに寝ていただきます。乳房にゼリーをぬり、プローブという装置で乳房とわきの下を検査します。エコー検査は痛みがなく、胎児にも使えるほど安全で無害な検査です。
検査当日ごはんはたべていいの?
食事の制限はございません。
心臓 超音波(エコー)検査を受ける方へ
検査でわかること
心臓の弁膜症、心不全、心拡大、心筋梗塞、先天性の心臓病などがないかを検査します。エコー検査では、心臓の形態・機能に異常がないかを即時に観察できます。
検査方法
仰向けか横向きに寝ていただき、胸にゼリーをぬって、プローブという装置を使って検査します。エコー検査は痛みがなく、胎児にも使えるほど安全で無害な検査です。
どんな服装がいいの?
胸にゼリーをぬるため、まくりやすい服でいらしてください。
検査当日ごはんはたべていいの?
食事の制限はございません。
甲状腺 超音波(エコー)検査を受ける方へ
検査でわかること
甲状腺はホルモンを出す臓器のため、検査をすることで、ホルモン異常の病気や腫瘍(良性、悪性)の有無を確認することができます。
検査方法
仰向けに寝ていただき、ゼリーをぬり、プローブという装置を首にあてて検査をします。エコー検査は痛みがなく、胎児にも使えるほど安全で無害な検査です。
腹部 超音波(エコー)検査を受ける方へ
検査当日
検査前の5〜6時間は食事を摂らないようお願い致します。水やお茶などの水分は摂って頂いて構いません。
検査方法
仰向けに寝ていただき、腹部にゼリーをぬり、プローブという装置を使って、検査を行います。肝臓、腎臓、膵臓など目的によって、臓器を検査し、病気がないか検査します。エコー検査は痛みがなく、胎児にも使えるほど安全で無害な検査です。